
「ムスカリ」を知ったのは一年前。
“町”に来るまで見たことがなかった。
名前を知らず、ムスカリの花を見つけたときに思ったのが、「美味しそう」。
食べたくて「美味しそう」と思うのとは違うのね。
色味や姿が、きれいで可愛らしいと「美味しそう」と思ってしまう。
例えば、桜の蕾も、わたしには「美味しそう」に見える。
「食べちゃいたいほど可愛い」に通じているのかもしれない。
紫がかった濃い青色が目に鮮やかなムスカリの花。
それに加えてプツプツした食感を思わせる花の付き方。
やっぱり、「美味しそう」。
今年は、白のムスカリが群生しているのを見つけた。
なぜか撮らなかったのだけれど、白いのは清楚な眩しさを感じさせる。
でも、「美味しそう」ではなかった。