ノーマン・ロックウェルの企画展が日曜までと聞き、昼前に都心を抜け出て一路、郡山へ来た。
空が広い。
高い建物に遮られることない空は、光と影のコントラスト。
青空だった東京よりも冷たい空気が、身体の内に染み渡る。
冬の乾いた匂いがする。
毎年、何度も迎えてきた冬なのに、薄着の夏を廻った頃には寒さの感覚を忘れている。
冬ってこんなに寒かったっけ?
ってな具合に思い出すのだ。
まだまだ本格的な寒さを思い出すには至らないが、微妙な空模様を眺めるうちに、ちょっと寒さの感覚が蘇る。
東京で過ごす冬なんて、大した寒さのうちには入らないけれど。
by io_hazuki
| 2010-11-05 14:34
| ◆おまけの一枚