いよいよ町の桜も咲き始め。
満開の木もあれば、三分咲きくらいで蕾をたんまり備えた木もある。
町へ移って初めての桜季節。
町最大の桜並木に行ってみた。
小川に沿って植えられた桜の木。
片側は、車がすれ違うには草の生えた路肩に寄せて譲り合うしかない小道。
畑が広がる景色の中を桜の道が延々と続いている。
都心の桜スポットのようにブルーシートを広げて場所取りする発想ではない。
わざわざカメラを持って来ている人などいない。
畑仕事をしている人をたまに見かけるくらいで、そもそもひと気がないのだ。
それでも近所の人たちは、畑にでも場所をつくって花見をするのだろうか。
町へ移ったとはいえ、まだまだよそ者。
よそ者にとっては贅沢な桜スポットで、風に髪を掻き混ぜられながら、ゆさゆさ揺れる花を切り撮る。
by io_hazuki
| 2012-04-10 13:57
| ◆魚のサンポ道