魚の庭

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オーギー・レンのように

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『スモーク』(Smoke)という映画に、毎日同じ時間、同じ場所、同じアングルで写真を撮る男が出てくる。
ブルックリンの街角で煙草屋を営むオーギー・レン。
ハーヴェイ・カイテル演じる店主は、自分の居場所で日に一度、カメラのシャッターを押す。
行き交う人ごとその瞬間の街角を切り取るのだ。
毎日撮り続けた写真は何冊ものアルバムに収められ、彼はときどき独り、溜まったアルバムを捲る。

この映画を観たとき、自分もそんなふうに写真を撮ってみたいと思った。
何かを狙った写真でもなく、表現の欲求など表れない写真を撮る。

煙草屋のオーギー・レンにはそれをするきっかけがあって、わたしにはきっかけがないからしないのだけれど、映画をたまに思い出しては似たようなことがしたくなる。
同じ時間、同じ場所、同じアングルというわけにはいかなくても、一日一枚の街の写真が撮れたらいいなと。

オーギーのようにできないのは、きっかけがないのが理由ではなく性分かな。
毎日淡々と同じことをし続けるというのが出来ない性質。だから憧れるのかもしれない。

早朝は長袖でもいいくらいの涼しい風吹くさっぱりしそうにない曇り空だったのが、8時を過ぎた頃に空がパーッと明るくなって陽射しがきらきらして見えた。
で、足を止めてビルに映る空を撮る。
『スモーク』のオーギーのようにはいかないけど、気持ちはちょいオーギー・レン。
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by io_hazuki | 2011-09-06 08:13 | ◆魚のサンポ道 | Comments(0)
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by 葉月いお
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